※画像は現在所有するトーカイのATE101。PUはブラックスモーカーから外したクワバラPUです。ブリッジも六連にしてます。今回はテレキャスターとBOOWYサウンドに関するお話です。
私が20年前にやっていた、とあるバンド。そのバンドでの使用ギターはフェンダージャパンのTL62Bなんとかというテレキャスターだった。ボディはアルダー。ピックガードは黒で、ボディの色は黒、白いバインディングがあるやつ。布袋さんがこの見た目のテレキャスターを使用していて、最近ではバンビーナを弾く際によく使われるが、当時の私も見た目だけは、そのようなギターを使用していた。
そのギターを新品で購入しての2か月ほどは改造無しで使用していたが、次第に音に物足りなさを感じて(パワーなど)、ボディのザグリなどやった上に、無理やりにEMG-SAを取り付けた。その際にブリッジも3連サドルから6連に変更した。音は明らかに変わった。BOOWYっぽい音が出るようになった。
その後、所有するアンプがローランドのJC120からフェンダーカスタムショップのバイブロキングに変わった。正直に言うと、EMG-SAのサウンドとバイブロキングはあまり合ってなかったように思う。それでも無理やり、その組み合わせでライブハウスで演奏していた。しかし、どうしても「何か違う」とず~っと思っていた。EMG-SAを乗っけたギターなんだけど、どこか音が細い。BOOWY時代の布袋さんのような音とは何か違う。とにかく太さがたりない気がする。でもBOOWYらしい音はすることはする。でも細い。BOOWYのギターサウンドは根本的にもっと太いよな~と、ず~っと思っていながら、そのバンドは解散した。
それから10年以上が経過したある日。BOOWYコピーバンドの動画を見ていると、ギターの方が使用しているギターが目に留まった。私が10年以上前に使用していたフェンダージャパンのTL62Bに、見た目そっくりなギターを使用していた。目を凝らすとブリッジは6連にしていた。
その方の出している音を聴くと、どうもアクティプPUっぽいエフェクティブな音を出していた。ただ・・・やはりというか、音は細いのである。アンプはJC160を使っているようだった。確かに音はBOOWYらしい音なのだが、でも音は太くない。
「音の細いところまで似ているな。おそらく、この方が使っているギターはフェンダージャパンだろうな」と勝手ながら10年以上、ず~っと思ってた。そして今日、そのBOOWYコピーバンドの、その方が弾いている動画にて、使用している機材の名称と型番が全て載っていたのをたまたま発見した。上から順に見ていくと、やはりというか、ギターはフェンダージャパンTL62なんとかと書いてあった。PUはEMG-SAではなく、EMG-Tであった。
誤解の無いようお願いしたいがEMG-Tだから音が細いのではない。おそらくフェンダーの、あの通称、「バンビーナキャスター」と呼ばれる見た目のギターは案外、音は太くないのである(カスタムショップ製などでなく、フェンダージャパンは)。あのギターにEMGのSAとかTを積んでもBOOWY時代の布袋さんの使ってたギターのようなぶっとい音は、なかなか出ないのである。あの手、この手を尽くせば出るかもしれないが、簡単には出ないかもしれない。
フェンダーJAPANのTL62Bなんとか(ボディはアルダー)を使用していたのは20年以上前なので、記憶は薄れ気味だが、ネックの形状はしっかり覚えている。どっちかというと、テレキャスターにしてはスリム系というか、私が所有するブラックスモーカーよりも明らかにネックは細い。また、私が所有するトーカイのATE101よりもネックは細い。ネックはあまり太目では無かったので、その分、テクニカルに弾きやすかったり、素早いコードチェンジも難なくできていた覚えはあるが、音はやはり、そこそこだったとしか言いようがない。
私のこれまでの100本に渡るギター遍歴の経験で言うと、ネックが細いギターは音が細い傾向があるし、ネックが太いギターは太い音が出る傾向がある。ボディ材とか、その他のパーツも音に関係するが、ネックが音に与える影響度はかなり高いと思っている。
私が所有するテレキャスタータイプは2本あるが、音の太さで言えば、ブラックスモーカーよりも、トーカイのほうが勝るかもしれない。その理由はトーカイのATE101はネックが太いからだ。ブラックスモーカーよりもトーカイのほうがネックが太いが、音もさすがに太目で存在感がある。
ネックが太いのを避けるギタリストが最近、多いようだが、良い音を出したいなら、太いネックのギターを避けないほうが良いと思う。


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